バングラデシュと手をつなぐ会は、
バングラデシュ・カラムディ村のNGO
「ションダニ・ションスタ」と協力して、
村の教育・医療支援を行っています。

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バングラデシュ

国名
バングラデシュ人民共和国
首都
ダッカ
面積
147,570km2(北海道の約2倍)
バングラデシュ
福岡からの直線距離は約4,000キロ
人口
約1億5千万人(2011年 世界銀行)
バングラデシュは世界で最も人口密度の高い国の一つです。
民族構成
ベンガル人の他、約50の少数民族
言語
公用語はベンガル語、英語も広く使用されています。その他少数民族の言語があります。
出身有名人
ロビンドロナート・タゴール (ノーベル文学賞受賞・詩人)
ムハンマド・ユヌス (ノーベル平和賞受賞・グラミン銀行創業者)
宗教
イスラム教88%
ヒンズー教10%、キリスト教・仏教等2%
政治
school
議会制。大統領が国家元首で、首相は政府トップ。国会は345議席。そのうち300人は直接、大統領選挙団によって選ばれ、残り45議席は議会を占める異なった政党議員に比例して女性に開かれています。
行政区分
ダッカ、チッタゴン、ラッシャヒ、ボリシャル、シレット、クルナの6つのディストリクト(州)の下に64ジェラ(県)、その下に465タナ(市)、そして85,650の村があります。
医療・保健
平均寿命 68.6. 男:68.0才  女:69.3才
5歳以下乳幼児死亡率 47.8名(千人に対して)
教育
識字率 53.9% (15歳以上) (Human Development Report 2009年度)
就学率 92.2% (小学校・5年間義務教育、ただしドロップアウト率が15%近くに上る。2008年・UNESCO)
一部の学校を除いて給食制度なし
経済
school
バングラデシュの第1次産業は農業で、72%もの人々がそれに関っています。栽培できる土地は約2,400万エーカーで1,070万人の耕作人がいます。主要な農作物は米、黄麻(ジュート)、小麦、ジャガイモ、豆類、サトウキビ、茶、タバコなど。その中でも茶、皮、衣料、冷凍エビ、ジュート製品は主な外貨収入となっています。海外で働く在外バングラデシュ人の本国への送金も外貨収入に大きく貢献しています。
通貨
通貨名タカ(Taka/TK)。1タカ=100ポイシャ(Paisa)
紙幣は1、2、5、10、20、50、100、500、1,000タカ
硬貨は1、2、5タカが流通している
1タカ=約1.0円(2012年9月)
1タカ=約1.3円(2009年12月)
独立年
1971 年
国旗(由来)
flag
緑地に朱色の円。緑は自然の豊かさを、朱色は独立の際の犠牲者たちの血を表しています。
時差
日本との時差はマイナス3時間。日本の午後5 時はバングラデシュの午後2時。
(GST: -6時間)
気候
夏、雨季(モンスーン)、秋、霜季、冬、春
典型的な熱帯モンスーン気候。高温多湿で、季節の変わり目にしばしばサイクロン、高潮、竜巻も発生します。
休日
一般的に公的機関は金・土が休み

バングラデシュ・カラムディ村

位置と交通

バングラデシュの首都ダッカより約300キロ西方に位置しているメヘルプール県ガンニ郡カラムディ村。

(インド国境に近い)バングラデシュの中でも教育や産業の面で非常に遅れている地域です。

ダッカとは一日10数便の長距離バスが運行されています。ちなみに最も近い駅までは約40キロです。

カラムディ村マップ

カラムディ村マップ

気候と産業

school

ガンニ郡のほとんどの人が農業を営んでおり、稲作、ジュート、煙草、野菜などを主に栽培しています。 約半数の家庭は土地なを持たない貧しい農民です。

バングラデシュには雨季と乾季があり、雨季にはカラムディ村の一部地域が洪水で水没する年もあります。乾季にはレンガ工場で多くの人が働きます。

治安状況

当会はカウンターパートの事務所所在地や医療活動地域のカラムディ村に1987年から毎年1、2回訪問しています。2001年には1年間、現地駐在員が滞在しましたが問題なく任務を終え帰国しました。

そのほか、大学の教授や学生が研究調査を目的としてこの地方に滞在することもあります。JICA職員・青年海外協力隊も近くで駐在しています。

現地の行政も協力的で、日本人がこの地域を訪問するとき届出をすると警察は警備を強化してくれます。交流を開始して20年間、問題は起こっていません。